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銅鑼茶廠のテラスで列車を一本待つを訪ねたときの写真

銅鑼茶廠のテラスで列車を一本待つ

苗栗・銅鑼の九湖、丘陵台地に細長い工場が茶園を見下ろして横たわり、全面のガラスが谷に向いています。テラスには列車の時刻板が立っている——台鉄山線が下の田の間を抜けていくからです。一月初旬、茶の畝の脇のススキはもう白くなっていました。

工場は斜面の頂に建っています。下の茶園から見上げると、長い灰色の庇が空を斜めに切り、その下に窓が連なっている。上まで回って正面に立つと、その窓の列が製茶場と売店で、外はやはり茶園。この建物に表と裏の区別はなく、どちら側も茶に向いています。

茶の畝から見上げる。灰色の庇が空を斜めに切り、その下に窓が連なる。
茶の畝から見上げる。灰色の庇が空を斜めに切り、その下に窓が連なる。

テラスの時刻板

テラスは谷に向いています。手前に整った茶の畝、その先に田、いちばん奥に山。台鉄山線がその田の間を通るので、テラスには発車時刻の板が立っています——茶廠が列車を撮りに来る人のために出したもの。お茶を飲みながら座っていれば、次の一本がいつ来るかも分かるわけです。

一月初旬のこの辺りは灰緑色です。畝はまだ緑ですが、畝間の赤土が落ち葉の下から覗き、茶園の縁のススキは一斉に穂を出して、白い穂が風に同じ向きへ梳かれている。この山はいつも十一月に杭菊(食用菊)を迎え、五月に油桐の花を待ちます。一月のいまは、茶園いちめんの冷たさと静けさだけ。人影はありませんでした。

一月初旬のススキ、穂はすっかり開いている。その先に茶園、集落、そして山。
一月初旬のススキ、穂はすっかり開いている。その先に茶園、集落、そして山。

この台地が育てる茶

台湾農林自身の説明では、霧の多い丘陵台地、酸性の粘質赤土、日較差が大きく湿度は高め、そこで育つ葉は肉厚で香りが濃い、とのこと。茶園は16ヘクタール、主力は東方美人茶・緑茶・蜜香紅茶。植え付けから施肥・除草・摘採・製茶まで人手で行い、茶葉はロットごとに検査してSGS認証を受けています。

看板は東方美人です。桃園・新竹・苗栗の内山では百年以上これを作ってきました。鍵はウンカで、吸われた新芽は大きくならず縮れて黄ばみ、茶樹は自衛のために蜜香を生む。摘採の時期は芒種前後、ウンカがもっとも活発な頃です。多くの産地が早春のいちばん柔らかい葉を競って摘むなか、ここは初夏の虫を待ちます。

行き方と費用

項目内容
住所苗栗県銅鑼郷九湖村132-16号
電話037-987358
営業時間月曜〜日曜 9:30〜17:00
入場入場抵用券100元/人(買い物に全額充当可)。120センチ以下の子どもと障害のある方は無料。
定時ガイド平日・休日とも10:30と14:30の2回。
繁忙期5月は油桐の花、11月は杭菊。
出発前に
2026-01-02

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