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坪林・石碇・三峡
新北市茶區
台北駅から一時間あまりで、包種茶の産地に立てます。坪林には博物館と渓流と歩き切れる歩道があり、石碇の老街は渓の上に建ち、三峡の緑茶はほかのどことも違います。三か所とも日帰りで足ります。

行程4
- 坪林一日——博物館と水日帰り坪林茶業博物館 → 生態園区 → 茶宴風味料理 → 親水公園 → 老街 → 形象商圈 → 親水吊橋 → 観魚歩道 → 水柳脚健行歩道四本のなかで最も楽な行程で、ほぼ平坦。博物館に二時間、残りは半日。
- 胡桶古道を訪ねる日帰り茶業博物館 → 水徳村乾元宮(登山口) → 胡桶遺址 → 石橋 → 虎寮潭の茶宴 → 虎寮潭吊橋 → 犬歯状の河床 → 粗石斛吊橋 → 茶園山道を歩くので靴を選びます。犬歯状の河床は渓流が削った地形で、雨のあとは降りないこと。
- 𩻸魚堀歩道と棚田日帰り茶業博物館 → 坪双路 → 粗石口健行歩道 → 茶園 → 漁光石板橋 → 棚田 → 大舌湖の石屋集落 → 大舌湖健行歩道 → 粗石斛吊橋 → 虎寮潭吊橋最も景色のよい行程。大舌湖は北勢渓が描く大きな蛇行で、石屋集落には今も人が住んでいます。
- 南山寺と獅公髻尾山日帰り茶業博物館 → 坪双路 → 大舌湖展望台 → 茶園 → 南山寺 → 獅公髻尾山登山歩道 → 山の幸 → 有機観光茶園四本のなかで登りが最も多い行程。山頂からは台北盆地と雪山山脈が見えます。
見どころと歩道
坪林茶業博物館
台湾で唯一の茶を主題とする公立博物館で、閩南・安渓様式の四合院として建てられています。常設展は通年、特別展は入れ替わります。「茶坊を訪ねて」に一篇あります。
坪林老街と親水吊橋
老街は短く、ひと回りしてもさほど時間はかかりません。名物は茶葉入りの卵ロール。吊橋は北勢渓を跨ぎ、その下が観魚歩道です。
石碇老街と淡蘭古道
吊脚楼が渓床の岩の上に建ち、両側の家並みが通りを覆って「不見天街」となります。週末には百年の石屋が公開されます。淡蘭古道は清代の台北〜宜蘭の道です。
106乙線の展望台
石碇のこの道が観光路線として拡幅された際、沿道に六か所の展望台が設けられました。条件が合えば雲海が見えます。車でもバイクでも走りやすい道です。
三峡老街と清水祖師廟
祖師廟の石彫と木彫は数十年をかけたもので、「東洋の芸術殿堂」と呼ばれます。老街は赤煉瓦のアーケードが一列に並びます。
自分の手でできること
三峡緑茶の体験
安坑茶園の見学と茶摘み → 農場の風味料理 → 茶を淹れる体験 → 殺青と揉捻。三峡が作るのは龍井(青心柑仔)と碧螺春で、台湾では数少ない緑茶主体の産地です。
山外山有機生態農場
坪林・中大坑の有機茶園で、「農禅」を実践します。一日作さざれば一日食らわず、労働そのものが修行です。事前連絡が必要。
いつ、なにがあるか
5〜6月石碇の美人茶の摘採期で、芒種から端午の前後。石碇では毎年8月に美人茶節が開かれます。
通年坪林の包種茶は春と冬が最良ですが、博物館と歩道は通年開いており、閑散期のほうがむしろ静かです。
食・宿・交通
食坪林の看板は茶宴風味料理で、茶を料理に使い、茶油で和えた素麺が出ます。老街の茶葉入り卵ロールは帰りの車内用に。三峡は牛角パンが知られています。
宿三か所とも台北から一時間圏内で、多くは日帰りです。泊まるなら坪林に民宿がありますが数は多くなく、繁忙期は要予約。
交通坪林:台北轉運駅または新店からバスで約一時間、車なら国道5号の坪林インター。石碇:MRT木柵駅からバス。三峡:MRT永寧または府中駅からバス。山間のバスは本数が少なく、帰りの時刻を先に調べておくこと。